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移植前の手術、手術で

自分の人生でこれほど手術をしなければならない経験は皆無でしたから
不安で一杯でした、が反面「人生成るようにしかならない、じたばたしても
しょうがない」と腹を括ったのも事実です。

田邉教授の診察の翌日(2008.3.6)今度は女子医大の心臓血管外科の
診察がありました。
担当の医師からは今まで検査した結果についての所見がありまして
今回も心臓の手術は必要だろうと言う結論になりました。

医師には昨日の教授からの腎臓摘出手術が5月、6月に行われる話しを
しましたら、体が落ち着く11月位を目途に入院して心臓の精密検査を
して、その精密検査の結果で最終的に心臓の弁の手術を決めることになりました。

2008年には2月末に手術を終えてさらに5月、6月に手術してさらに11月
には入院して心臓の検査までするとなると、2008年の一年は入退院の繰り返しで終ってしまいそうです。

とにかく11月の心臓の精密検査が終わらないと私の移植の予定がまったく
立たない状況でした。 心臓の手術が来年(2009年)に決まったら移植
手術は早くてその一年後になりますから2010年になってしまいます。

腎臓移植をして健康を取り戻し元気になりたい、と思う気持ちがどんどん萎みそうでした。
いつになったら移植が出来るのだろう。

さていよいよ5月27日右腎臓摘出手術のために入院しました。
手術は29日に行われました。

田邉教授から今回は腹腔鏡下腎臓摘出術で行うことを以前から聞いて
おりました。 この手術はお腹の右側面に5-15mmの穴を3つと
腎臓を外に引きだす穴(4cm)を開け医師がロボットアームのような機械を
駆使して腎臓を摘出するのです。

私は全身麻酔で眠っていましたから手術の様子はまったく解りませんでした。
約3時間程で手術が無事終わり目を覚ましました。

手術痕が小さいためそれほど痛くはありませんでしたが体が痒く往生しました。
手術をする前に麻酔科の医師が来て説明をしましたが、この痒みも麻酔薬
と関係があるようでしたので次回の手術では別な薬を使うことになりました。

さて取りだされた腎臓は標本として保存されたり、一部を顕微鏡的検査によって
病気の詳しい病理組織学的検討に使われ、病気の正確な診断と今後の治療
方針に使われことになりました。 この件では手術前に同意する書類にサインしました。

入院していて一番の悩みはとにかく食事が美味しくないのです。
私の食事は透析患者用の特別食ですから全てにおいて味が薄いから
食欲もでません。ほぼ毎回残してしまいました。

ですから時々一階の売店に副食としてお握りとかパンを買いに行ったのです。
手術に負けない体力を付けようにもこの食事では無理だと思いました。
(これは勝手な言い分でした)

他の患者も皆一様に食事に関して不満を持っていたのです。
食い物の恨みは怖いですよ。
アー焼き肉食べたい、あれ食べたい、あそこのレストランに行きたいと
常に考えていました。(ベッドで寝たきりですからね)

退院は6月4日にしました。

暫くは動けませんでしたがやはり最初に外で食べたのは焼き肉でした。
入院中は健康過ぎる位の食事でしたからこの位は許されるでしょう。
美味しくて、これ以上ないほど幸せでした。

入院中は栄養士さんに文句を言ってしまいました。 栄養士さんは我々患者の
ことを考えて最良の材料(?)で作った料理なのに申し訳ありませんでした。

さてこの(?)は何の意味でしょうか?

次の手術も迫ってきました。
この手術では大変なことが起こりました。

次回に続きます。
プロフィール

傳田 信行(Nobuyuki Denda)

Author:傳田 信行(Nobuyuki Denda)
1971年インテル日本法人(インテルコーポレーション日本支社)入社、1976年インテルジャパン株式会社が設立、インテルジャパンの社員第一号となる。
1993年アメリカ本社副社長に就任し兼務となる。
1997年、インテル株式会社代表取締役社長に就任。
2001年3月代表取締役会長を退任。
2001年7月傳田アソシエイツ株式会社設立、代表取締役に就任。

30年に及ぶインテルでの経験をもとにベンチャー育成及び投資、コンサルティング活動、また学生や企業幹部に向けて「ビジネスの起こし方」、「人生の生き方」、「リーダーシップ」、「インテルの経営手法」といった講義・ビジネスセミナーも多数行い、現在に至る。

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